空き家の管理は自分でできる?手順や準備についても解説

相続などで取得した空き家を自分で管理したいものの、方法がわからずお困りではありませんか。
長期間放置すると建物の老朽化や資産価値の低下が進み、特定空家等や管理不全空家等として勧告を受けると税負担が増加するリスクもあります。
本記事では、空き家を管理する本来の目的から、自分でおこなうための必須アイテムや作業ステップについて解説します。
なるべく費用をかけずにご自身で大切な資産を維持したいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
空き家管理の目的について

空き家の維持には、主に放置によるリスクと管理の重要性を正しく理解することが欠かせません。
まずは、なぜ空き家を適切に維持すべきかという目的について解説します。
老朽化による資産価値の低下
空き家は人の出入りが少ないため、換気や通水が減り、室内に湿気がこもりやすくなります。
その結果、木材の傷みやカビ、シロアリ被害が進み、建物全体の劣化につながるでしょう。
また、排水口の封水が減ると、下水のにおいや害虫が室内へ入りやすくなります。
屋根や外壁の劣化を放置すれば、雨漏りや部材の落下が起こり、近隣へ迷惑をかける恐れもあります。
外観を整えておくことは、景観を守るだけでなく、将来の売却や賃貸時の印象を高めるうえでも大切です。
日頃から小さな清掃や補修を続けることが、大きな修繕を避け、資産価値を守る近道になります。
異常の早期発見と定期点検
空き家は月に1回を目安に点検すると、外壁のひびや雨漏りの跡など、小さな変化に気づきやすくなります。
早めに異常を見つけられれば、必要な補修を計画しやすく、建物を良い状態で保ちやすくなります。
また、台風や地震の後は、瓦や雨どい、塀の傾きなどを確認し、周囲へ危険が及ばないかを見ることが大切です。
敷地内の雑草や、害獣の痕跡もあわせて確認すると、清潔で安心感のある環境を維持できます。
点検日や気づいた箇所を写真で残しておけば、次回との比較がしやすく、変化の見落としも減らせます。
遠方から通う場合は確認する順番を決めておくと、限られた時間でも効率よく点検できるでしょう。
特定空家の指定と税負担増
管理不足の状態が続くと、行政から特定空家等や管理不全空家等として確認される場合があります。
特定空家等は、倒壊や衛生面などの危険があり、行政の助言や指導の対象となる空き家です。
一方で、管理不全空家等は、今後状態が悪化するおそれがあるため、早めの改善を促される空き家を指します。
改善の勧告を受けると、住宅用地特例という固定資産税の軽減措置から外れ、税負担が増える可能性があります。
つまり、空き家管理は建物を守るだけでなく、税金の負担や地域との関係を悪化させないためにも重要です。
日頃から状態を整えておけば、行政からの指摘を受けるリスクを抑えやすくなるでしょう。
▼この記事も読まれています
空き家の買取相場は?判断ポイントについて解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
自分で空き家を管理する際に準備すべき道具

前章では、空き家を維持する重要性について述べましたが、実際に自分でおこなうとなれば事前準備が必要になります。
ここでは、作業を安全かつ効率的に進めるための装備について解説します。
安全な作業服装と保護具
空き家で作業するときは、汚れてもよい作業着を選び、長袖と長ズボンで肌を守ることが基本です。
庭や軒下には虫がいることも多いため、夏場でも露出を控えると刺される心配を減らせます。
また、香りの強い整髪料や香水は虫を寄せやすいため、作業当日は避けておくと安心です。
手元は厚手の手袋や滑り止め付き軍手で守り、古い木材や割れたガラスに触れる場面へ備えましょう。
足元は厚手のスリッパや長靴を使い、ホコリやカビ対策としてマスクも着用します。
さらに、帽子や首元のタオルを用意しておくと、髪や肌に汚れが付きにくく、作業後の片づけも楽になります。
必要な掃除道具と保守用品
掃除道具は、ほうきやちりとり、はたき、雑巾を用意すると、基本的な清掃を進めやすくなります。
まず、高い場所のホコリを落とし、その後に床を掃いて水拭きをすると、効率よく室内を整えられるでしょう。
また、高い窓や軒下のクモの巣には、伸縮式ワイパーや高所用ブラシを使うと脚立作業を減らせます。
水回りではスポンジやブラシ、用途に合う洗剤を持参し、キッチンや浴室を順に確認しましょう。
雑巾はすぐ汚れるため、古タオルやペーパータオルを多めに用意すると拭き取り作業がスムーズです。
庭の落ち葉や雑草をまとめるゴミ袋、殺虫剤や虫よけも準備しておくと、急な作業にも対応できます。
暗所点検に役立つ便利グッズ
空き家では電気を止めている場合もあるため、懐中電灯や携帯ライトは用意しておきたい道具です。
押し入れや床下などの暗い場所は、LEDライトやランタンで照らすと、水染みや変色を見つけやすくなります。
また、ヘッドライトを使えば両手が空くため、メモや写真の記録がしやすく、脚立の上り下りも安全におこなえます。
スマートフォンはライトとカメラの両方に使え、奥まった場所を撮影して後から確認できる点も便利です。
長時間の点検では充電が切れることもあるため、携帯用充電器も持参すると安心でしょう。
暗い場所でも落ち着いて確認できるよう、点検前に点灯確認を済ませましょう。
▼この記事も読まれています
空き家買取のメリットについて!仲介との違いや注意点も解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
今日から実践できるセルフ管理方法

ここまで、管理の必要性と事前準備を解説しましたが、実際の作業手順もしっかりとおさえておきましょう。
最後に、自分ですぐに始められる作業ステップについて解説します。
ポスト整理による防犯対策
空き家管理を始める際は、まずポストの中を確認し、郵便物やチラシをすべて回収しましょう。
郵便物がたまっていると留守であることがわかりやすく、不法侵入やいたずらのきっかけになる恐れがあります。
そのため、不要なチラシは持ち帰って処分し、必要な郵便物は転送手続きを利用して現住所で管理すると安心です。
投函を減らしたい場合は、ポストに投函お断りの表示を付けると、日々の整理の手間を軽くできます。
長く使わないポストなら、投函口をふさぐ方法もあり、建物の状況に合わせて選ぶと良いでしょう。
あわせて、玄関周りの雑草やクモの巣を整えるだけでも、管理されている印象を保ちやすくなります。
換気による湿気・カビ対策
室内の換気は、晴れて湿度が低い午前中から昼過ぎにおこなうと、空気を入れ替えやすくなります。
到着したら窓や扉を開け、押し入れや靴箱も一緒に開放し、家全体に風の通り道を作りましょう。
45分~1時間ほど風を通すと、こもった湿気を逃がしやすく、カビの発生を抑える助けになります。
また、電気が使える場合は浴室やトイレの換気扇も回し、湿気が残りやすい場所から空気を外へ出します。
押し入れの奥やシンク下も開けておくと、空気が動きにくい場所まで乾きやすくなるでしょう。
ただし、雨の日や湿度の高い日は外の湿気を取り込みやすいため、室内確認を中心に進めることが大切です。
配管劣化を防ぐ通水と排水
水回りでは、まず水道メーターの元栓を開け、各蛇口から水が出る状態を確認します。
キッチンや洗面台、浴室の蛇口を1分~3分ほど開け、配管内の水を入れ替えましょう。
また、排水管には排水トラップという水をためる部分があり、臭気や虫の侵入を防ぐ役割があります。
トイレでは水を2回~3回流し、便器とタンクの水を入れ替えて封水を新しくしておくと安心です。
洗濯機置き場では、排水口にバケツやペットボトルで水を注ぎ、封水切れを防ぎます。
最後に各蛇口を閉め、水漏れや水道メーターの動きを確認してから、元栓を閉じる習慣をつけましょう。
▼この記事も読まれています
空き家を売りたい!現状と更地どちらが良いかに加えて費用や注意点も解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
まとめ
空き家の放置は、建物劣化や固定資産税増加のリスクがあるため、定期点検で資産価値と近隣関係を守ることが大切です。
自分で管理する際は、安全な服装やマスクを着用し、掃除道具や暗所確認用のライトを事前に準備します。
ポスト整理や約1時間の換気、各蛇口で1分~3分ほどの通水を習慣化すれば、空き家を良好に保てるでしょう。
東大阪市にある不動産の売却・買取をご検討中の方は、SR総合不動産売却にお任せください。
SUUMOからの問い合わせ件数1位の弊社が、お客様に寄り添ったサポートをさせていただきます。
買取価格を最大10%上げることも可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む

SR総合不動産売却
東大阪市を中心に不動産売却を専門に手掛けております。
年間500件以上、累計3,000件を超えるご相談実績と、お客様一人ひとりに寄り添う丁寧な対応で、97%という高い顧客満足度を実現してまいりました。
データに基づいた的確な販売戦略で、お客様の大切な資産の売却を成功に導きます。
■強み
・地域No.1の集客力(2024年4月~2025年3月)
・100ページ以上の詳細な売却査定報告書による売却活動
・査定価格から最大10%アップでの高価買取実績
■事業
・不動産の売却、買取、査定に関する専門的なサポート
・不動産に関するコンサルティング