実家じまいの方法について!事前の準備や手順も解説

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実家じまいの方法について!事前の準備や手順も解説

親の施設入居や高齢化、あるいは将来の相続をきっかけとして、実家じまいをどのように進めるべきかわからずにお困りではありませんか。
誰も住まなくなった実家をそのまま放置すると、建物の老朽化が急速に進むだけでなく、維持費が重くのしかかり大きなトラブルに発展しかねません。
本記事では、実家じまいの基礎知識から、事前に欠かせない家族との話し合いのステップ、そして建物や荷物の処分方法について解説します。
今後ご実家の片づけや売却を本格的に検討される予定の方、また何から手を付けるべきか不安を感じている方は、ぜひご参考になさってくださいね。

実家じまいとは?

実家じまいとは?

実家じまいを考えるにあたり、押さえるべき点には主に言葉の定義と、空き家化を防ぐ背景があります。
まずは、実家じまいとは何か、なぜ必要なのかについて解説します。

実家じまいの定義と状況

実家じまいとは、親が長く暮らした住まいの今後を考え、売却や賃貸、解体などの方針を家族で決めていく取り組みです。
建物や土地の扱いだけでなく、家財や写真、日用品を整理する生前整理や遺品整理も含まれます。
きっかけは、親の施設入居や子世帯との同居、相続の発生など、暮らしが大きく変わる時期に訪れます。
また、子ども世代が実家へ戻らない場合は、早めに管理方法を決めることで負担を抑えやすくなるでしょう。
親が元気なうちに希望を聞いておくと、思い出を尊重しながら判断の順番を落ち着いて整えられます。
残すか手放すかに限らず、賃貸活用なども含めて考えると、家族に合う選択肢を見つけやすいでしょう。

空き家化リスクと問題点

親が住まなくなった家は、換気や掃除、庭の手入れが減るため、想像以上に劣化が進みやすい状態になります。
とくに木造住宅は湿気がこもると、カビやシロアリの原因になり、雨漏りなどの発見も遅れがちでしょう。
また、雑草や害虫が増えると近隣にも影響するため、所有者として地域との関係にも気を配る必要があります。
全国の空き家は約900万戸、空き家率は約13.8%とされ、実家の管理は身近な課題になりました。
状態によっては特定空家や管理不全空家に該当し、固定資産税の軽減が外れる場合もあります。
そのため、遠方に住んでいる場合でも、点検や草木の管理を誰が担うかを早めに決めることが大切です。

決断に至る主な理由とは

実家じまいを決断する背景には、維持費の見直し、相続手続きの円滑化、資産活用という3つの視点があります。
住んでいない家でも固定資産税や保険料、草刈りの交通費などがかかるため、家計への影響を把握したいところです。
また、兄弟姉妹で共有名義になると、売却や解体の際に全員の同意が必要となり、話し合いが長引く場合もあります。
相続登記とは、不動産の名義を相続人へ移す公的な手続きで、2024年4月から義務化されました。
さらに、売却して現金化すれば親の施設費用や生活費に充てやすく、将来の分け方も考えやすくなるでしょう。
税制上の特例を使えるケースもあるため、方針を決める前に制度の条件を確認しておくと安心です。

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円滑に進めるための事前準備と話し合い

円滑に進めるための事前準備と話し合い

前章では、実家じまいの必要性について述べましたが、何から手をつけるべきか迷いますよね。
ここでは、実家じまいの前に必ずおこなうべき準備について解説します。

家族での話し合いと合意

最初に大切なのは、親が元気で判断しやすい時期に、実家の今後を家族で無理なく話し合うことです。
お盆や正月など集まりやすい機会を使うと、将来の暮らしや住まいへの希望を落ち着いて確認できるでしょう。
参加者は親本人と配偶者、将来の相続人になる兄弟姉妹を基本にし、同じ情報を共有しておくと安心です。
また、親がどこでどのように暮らしたいかを先に聞き、子ども側の都合だけで進めない姿勢が欠かせません。
片づけや役所手続き、住み替え先の情報収集、費用管理などを分担すると、作業の偏りを防ぎやすくなります。
決定内容は終活ノートやメモに残し、後から家族全員が確認できる形にしておきましょう。

財産の棚卸しと書類整理

次に、親が持つ不動産や預貯金、保険、動産などを一覧にし、名義や保管場所を確認していきます。
不動産は法務局で登記事項証明書を取得し、土地と建物の所有者や権利関係を正確に把握しましょう。
また、固定資産税の納税通知書を見ると、山林や私道など普段意識しにくい不動産に気づくことがあります。
金融資産は、金融機関名や支店名、口座番号をまとめ、通帳やカードの保管場所も家族で共有しておくと安心です。
さらに、保険証券や有価証券、住宅ローンなどの借り入れも確認し、財産目録として整理しておくと手続きが進めやすくなります。
身分証明書や実印、権利証は種類ごとに分け、必要な場面ですぐ取り出せる状態に整えましょう。

親の住み替え先の選択肢

親の住み替え先は、心身の状態や希望する暮らし、毎月の予算を踏まえて、無理なく選ぶことが大切です。
主な選択肢には、特別養護老人ホームや介護付有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などがあります。
また、子世帯との同居は家族が近くで見守りやすく、必要に応じて段差解消や動線の見直しも検討できるでしょう。
賃貸物件へ移る場合は、保証会社や見守りサービスの有無を確認し、親が慣れた生活圏を保てるかも見ておきます。
さらに、年金収入や預貯金、実家売却後の手取りを表にすると、家族で現実的な生活設計を共有しやすくなります。

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後悔しない実家と荷物の処分方法と手順

後悔しない実家と荷物の処分方法と手順

ここまで、事前の段取りを解説しましたが、実家や荷物の処分方法もおさえておきましょう。
最後に、売却や解体、遺品整理といった処分方法について解説します。

実家売却の流れとコツ

実家を売却する場合は、査定依頼から媒介契約、売却活動、売買契約、決済と引渡しへ順番に進めます。
まずは、地域相場や建物状態を踏まえて価格の目安を確認し、売却に必要な書類も早めにそろえておきましょう。
媒介契約とは、不動産会社に売却活動を依頼する契約で、依頼方法に応じて活動内容や報告の頻度が変わります。
また、売却益が出ると譲渡所得税が関係するため、取得費や譲渡費用を事前に整理しておくことが大切です。
相続した空き家では、条件を満たすと3,000万円控除を使える場合があり、期限や要件の確認が欠かせません。

実家解体の費用と判断

建物が古い場合や改修費用が大きい場合は、解体して更地で売る方法も、現実的な出口として検討できます。
解体費用の目安は、木造で1坪約4万〜6万円、鉄骨造で1坪約6万〜8万円、RC造で1坪約7万〜10万円です。
また、RC造とは鉄筋コンクリート造のことで、強度がある分、解体費用が高くなりやすい構造と言えるでしょう。
アスベストが使われている場合は、工事前に法令に沿った調査や除去が必要になり、追加費用を見込むことがあります。
自治体によっては、老朽空き家の解体補助金があるため、担当窓口へ早めに確認しておくと安心です。
更地にすると固定資産税の軽減が変わる場合もあるため、売却の見通しや工事時期と合わせて判断しましょう。

荷物処分の手順と進め方

荷物処分は、貴重品、思い出の品、処分する物に分ける作業から始めると、家族で流れを整えやすいです。
まず、通帳や権利証、契約書などは相続や各種手続きで使うため、早い段階で確保しておきましょう。
また、家具や家電、貴金属などは買取サービスの査定を受けると、処分費用の負担を抑えられる場合があります。
大量の荷物や大型家具は無理をせず専門業者に依頼し、現地見積もりで作業内容と費用を書面で確認することが、安心につながります。
複数業者の見積もりを比べ、追加費用の条件も確認すれば、家族の負担を抑えて安心して作業を進められるはずです。

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まとめ

実家じまいは、空き家化による劣化や維持費増加を防ぎ、将来の相続手続きを円滑に進める大切な取り組みです。
円滑に進めるには、親が元気なうちに家族で話し合い、財産や書類の整理、住み替え先の検討を済ませておくことが大切です。
処分時は、不動産会社への売却査定や解体費用を確認し、荷物整理は専門業者も活用して計画的に進めると良いでしょう。
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