未接道物件の売却方法について!価格相場の目安も解説

東大阪のお役立ちブログ

未接道物件の売却方法について!価格相場の目安も解説

「自分の土地が未接道物件かもしれない」「そもそも家が建たない土地を売却できるのだろうか」と、お困りではありませんか。
建物の再建築ができない未接道物件は、買い手がつきにくいですが、放置し続けると固定資産税などの負担や管理の手間ばかりがかかってしまいます。
本記事では、未接道物件の正しい判断基準から、価格相場への影響、そしてスムーズに手放すための3つの売却戦略について解説します。
未接道物件の処分に悩み、少しでも早く条件良く売却したいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

未接道物件とは?

未接道物件とは?

未接道物件の売却にあたり、建築基準法の要件など基礎知識からおさえる必要があります。
まずは、未接道物件とはどのような状態を指すのかについて解説します。

建築基準法の接道義務

建物を新築したり建て替えたりする土地は、建築基準法上の道路に2m以上接しているかを確認する必要があります。
接道義務とは、原則として幅員4m以上の道路に敷地が2m以上接することを求める建築時の基本ルールです。
ただし、見た目に通れる道であっても、建築基準法第42条の道路に該当しなければ要件を満たしません。
この仕組みは、火災時の避難経路や緊急車両の通行を確保し、暮らしの安全を守るために設けられています。
また、幅員4m未満でも2項道路に該当する場合は、セットバックにより建築できる可能性があります。
地域によっては条例で接道幅が広く求められるケースもあるため、自治体の建築指導窓口で確認しておきましょう。

旗竿地など未接道の例

未接道物件でよく見られる例が、細い通路の奥に敷地が広がる旗竿地です。
入口だけ2mあっても、通路の途中で2m未満になる部分があれば、有効な接道幅を満たさない扱いになる場合があります。
また、隣地の塀や生垣が境界を越えていることで、実際に使える幅が不足するケースもあるでしょう。
周囲を他人の土地に囲まれた袋地は、公道へ出るために別の土地を通らなければならない状態を指します。
さらに、舗装された私道や農道でも、建築基準法上の道路として認められない場合は注意が必要です。
水路や赤道が敷地と道路の間にある土地も、直接接しているかを役所で確認しておくと安心でしょう。

未接道か確認する手順

未接道か確認する際は、まず法務局で登記簿謄本や公図、地積測量図を取得し、土地と道路の関係を整理します。
登記簿謄本では、前面通路の所有者や地目を確認し、公道か私道かを把握する手がかりにしましょう。
また、公図を見れば、敷地と道路の間に水路や他人の土地が挟まっていないかを確認しやすくなります。
現地では、道路幅や接道部分を測り、境界標や越境物の有無を目視で確かめることが大切です。
旗竿地の場合は、通路のもっとも狭い部分を測ると、接道要件を満たすか見極めやすくなります。
最後に、自治体の建築指導窓口で指定道路図や道路種別を確認し、調査結果を査定時に共有しましょう。

▼この記事も読まれています
不動産売却の注意点について!売却の流れ・会社選び・費用まで解説

未接道物件は売却できる?

未接道物件は売却できる?

前章では、未接道物件の基礎知識について述べましたが、実際には問題なく売却できるのか不安ですよね。
ここでは、未接道物件が売却しにくい理由と価格相場について解説します。

制限と価格への影響

未接道物件は、建築確認の面で制限を受けやすく、建て替えの可否が価格に大きく影響します。
再建築不可とは、接道要件を満たしていないため、新しい建物を建てる条件が整わない状態のことです。
買主は購入後の修繕や活用方法を慎重に考えるため、売却前の資料整理が欠かせません。
また、金融機関は不動産の担保価値を確認するため、住宅ローン審査でも接道状況が重視されます。
融資条件が厳しくなると、現金購入できる方や投資家が中心となり、買主層は絞られやすいでしょう。
そのため、一般的な土地より価格が下がることもありますが、根拠を整理しておけば査定時の説明がしやすくなります。

周辺相場との価格比較

未接道物件の相場をつかむ際は、近隣で接道要件を満たす土地の坪単価を基準に考える方法が一般的です。
たとえば、周辺の建築可能な土地が坪100万円なら、未接道物件は坪50万円〜70万円程度が1つの目安になります。
これは、一般流通物件の50%〜70%程度として見られることが多く、価格を整理する際に役立つ考え方です。
ただし、成約事例を見るときは、土地面積や成約時期、道路付けなど条件が近いものを選びましょう。
また、駅近や賃貸需要のある地域では、収益性を見込んで評価が上がる可能性もあります。
坪単価だけで判断せず、古家の状態やライフライン、将来の活用方法まで含めて確認することが大切です。

評価による売却難易度

同じ未接道物件でも、売却のしやすさは立地や土地形状、接道条件を改善できる余地によって変わります。
都心部や駅近で賃貸需要が見込める土地なら、リフォーム後の収益物件として投資家に検討されやすいでしょう。
また、旗竿地で通路幅が少し足りない程度であれば、隣地の協力により接道条件を改善できる可能性があります。
袋地の場合でも、通行に関する合意や利用計画を整理できていれば、買主へ説明しやすくなります。
さらに、駐車場や荷物の搬入経路が確保されている土地は、実際の使い方をイメージしてもらいやすい点が強みです。

▼この記事も読まれています
不動産売却における契約不適合責任について!売主が避けたいリスクも解説

未接道物件をスムーズに売却する3つの方法

未接道物件をスムーズに売却する3つの方法

ここまで、未接道物件の現状や相場を解説しましたが、スムーズに売るための戦略もおさえておきましょう。
最後に、未接道物件を上手く手放す売却方法について解説します。

隣地交渉で条件を改善

接道条件を整える方法として、隣地所有者と通行や敷地利用について交渉する選択肢があります。
代表的なのは隣地の一部を買い取る方法で、2mに足りない部分を取得できれば再建築の可能性が広がります。
わずかな幅の取得でも要件を満たせる場合があり、売却価格の改善につながりやすいでしょう。
また、自分の土地の一部と隣地の一部を交換する等価交換なら、現金負担を抑えながら条件を整えられます。
そのほか、賃貸借や地役権を設定し、通行できる権利を明確にする方法も考えられます。
ただし、交渉では境界や面積の整理が欠かせないため、土地家屋調査士などに相談しながら進めましょう。

賃貸等で収益化を図る

売却条件を整えるまで時間をかけられる場合は、賃貸物件として活用し、収益を得ながら買主を待つ方法があります。
未接道物件でも、内装や水回りを整えれば、住まいとしての魅力を高めることは十分に可能です。
とくに、駅近や生活利便性の高い地域では、入居者が再建築の可否より日々の暮らしやすさを重視する場合があります。
入居者がいる状態でオーナーチェンジ物件として売り出せば、利回りを重視する投資家へ提案しやすくなるでしょう。
なお、オーナーチェンジ物件とは、現在の賃貸借契約を買主が引き継ぐ収益物件を指します。

専門業者への直接売却

早期売却を重視する場合は、未接道物件や再建築不可物件に詳しい専門業者へ直接売却する方法があります。
専門業者は、法規制や活用方法を踏まえて査定するため、一般市場とは異なる視点で評価してもらいやすいでしょう。
相談前には、登記簿や公図、測量図、現地写真などをそろえておくと、物件状況を伝えやすくなります。
また、建物の不具合や通行状況も隠さず共有すれば、契約後のトラブルを防ぎやすくなります。
契約時には、契約不適合責任の免責特約を設けることで、引渡し後の一定の責任を調整できる場合があるため、確認しておくと安心です。
条件を事前に整理し、取り扱いに慣れた業者へ相談すれば、未接道物件の売却も落ち着いて進めやすいでしょう。

▼この記事も読まれています
家を高く早く売却するならホームステージング?効果や費用相場について解説

まとめ

未接道物件とは、幅員4m以上の道路に敷地が2m以上接する要件を満たさない土地であり、売却前に役所や現地での確認が必要です。
再建築できない未接道物件の価格は周辺相場の50%〜70%程度ですが、立地や接道条件を改善できれば売却できる可能性があります。
手放す際は、隣地交渉による条件改善や賃貸物件としての収益化、専門業者への直接売却を検討すると良いでしょう。
東大阪市にある不動産の売却・買取をご検討中の方は、SR総合不動産売却にお任せください。
SUUMOからの問い合わせ件数1位の弊社が、お客様に寄り添ったサポートをさせていただきます。
買取価格を最大10%上げることも可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

株式会社SR総合不動産販売の写真

SR総合不動産売却

東大阪市を中心に不動産売却を専門に手掛けております。
年間500件以上、累計3,000件を超えるご相談実績と、お客様一人ひとりに寄り添う丁寧な対応で、97%という高い顧客満足度を実現してまいりました。
データに基づいた的確な販売戦略で、お客様の大切な資産の売却を成功に導きます。

■強み
・地域No.1の集客力(2024年4月~2025年3月)
・100ページ以上の詳細な売却査定報告書による売却活動
・査定価格から最大10%アップでの高価買取実績

■事業
・不動産の売却、買取、査定に関する専門的なサポート
・不動産に関するコンサルティング


”東大阪のお役立ちブログ”おすすめ記事

  • 空き家の種類について!放置するリスクや国の対策も解説の画像

    空き家の種類について!放置するリスクや国の対策も解説

    東大阪のお役立ちブログ

  • 袋小路の家は売却できる?接道義務の影響についても解説の画像

    袋小路の家は売却できる?接道義務の影響についても解説

    東大阪のお役立ちブログ

  • 築30年の家は売却できる?成功のコツも解説の画像

    築30年の家は売却できる?成功のコツも解説

    東大阪のお役立ちブログ

  • 川沿いの家の売却について!具体的な手順や注意点も解説の画像

    川沿いの家の売却について!具体的な手順や注意点も解説

    東大阪のお役立ちブログ

  • 不動産売却時の相談先について!各専門家の役割も解説の画像

    不動産売却時の相談先について!各専門家の役割も解説

    東大阪のお役立ちブログ

  • 事故物件の売却方法は?価格相場や基準についても解説の画像

    事故物件の売却方法は?価格相場や基準についても解説

    東大阪のお役立ちブログ

もっと見る